(c) 桜井章一・柳史一郎・神田たけ志/
竹書房
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●INTRODUCTION
「生涯最後の大勝負だ! 全力でジュクの雀鬼を潰すぜ」恩人の莫大な借金のために、再び牌を握る決意をした老雀士…関東の裏プロを震撼させた伝説のコンビ技が復活し、桜井章一に襲いかかる!非情なる運命の対戦の行方は…?
闘牌相手の元代走屋に日本映画界の重鎮・長門裕之を迎え、プロの精神と生き様を描いたシリーズ第14弾!
1970年代、桜井章一(清水健太郎)の前に、牧野(長門裕之)という老人が現れた。その男は、自称「雀鬼の一番弟子」松岡(中倉健太郎)の財布を拾った縁で、雀荘ジェントルメンに出入りするようになっていた。現役の代走屋時代、相当の修羅場をくぐってきた牧野は、桜井との麻雀を純粋に楽しんでいる。桜井も、この隠居した凄腕雀士の過去を察しながらも、その人間の魅力に惹かれていく…。
その頃牧野は、弟分で、引退した今も親しくしている矢部(片岡弘貴)の会社が窮地に陥っていることを知る。麻雀勝負で資金を調達しようとする矢部のため、牧野は一度捨てた牌を握る決意をした。そんな牧野・矢部の勝負の相手は、ジュクの雀鬼・桜井章一だった! 皮肉な運命で対戦することになった両雄…オーラスの向こう側に待ち受けるものは…。
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