(c) 桜井章一・柳史一郎・神田たけ志/
竹書房
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●INTRODUCTION
「あんたは生きのびなきゃいけない…」プロ同士の再会が新たな闘いの幕開けとなった。友のために卓上についた雀鬼の前に現れたのは――!?
雀鬼と対戦する相手役に野村将希を迎え、川本淳市(『哭きの竜』)、松山鷹志、長門裕之(『真・雀鬼14』)と実力派を揃えた人気シリーズ第16弾!
1970年代、桜井章一(清水健太郎)の元に、ムショ帰りの昔なじみ・小池(野村将希)が訪ねてきた。プロ雀士同士の久しぶりの再会に喜ぶ二人だが、先代への義理から百武組にいるという小池に、桜井は不安を覚える。 百武組二代目(松山鷹志)の悪評は桜井の耳にも届いていたからだ。小池は「心配はいらない」と帰っていくが、数日後、桜井の大学時代の友人・福永(清水ヨシト)の取立てとして現れた。桜井のために福永を見逃す小池だったが、百武は激怒し、落とし前として小池に代走勝負を持ちかけた。 勝負の内容は、『勝てば福永の財産、負ければ小池が先代から譲り受けた土地』――というものだった。 一度は断る小池だったが、舎弟の圭介(川本淳市)の説得によって、小池は桜井との麻雀勝負をすることになった! 漢(おとこ)たちの友情の行方は…!?
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