(c) 桜井章一・柳史一郎・神田たけ志/
竹書房
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●INTRODUCTION
「ギリギリの所で闘いてぇんだよ!」友として、ライバルとして、卓上の戦いが男たちの絆を結ぶ! 一流と呼ばれるため…己れの信じる麻雀を磨くため、若者たちはライバルとしての再会を誓った! 瞬時に全ての牌を記憶するガン牌の天才役に川本淳市(『哭きの竜』)を迎え、松山鷹志、長門裕之、山崎邦正、蛍原徹(雨上がり決死隊)と多彩な顔ぶれが集結したシリーズ第17弾!
1970年代、雀鬼の一番弟子・松岡(中倉健太郎)は街角で数人のチンピラに殴られている男・圭介(川本淳市)を助け出した。見捨てることも出来ず、ケガが治るまでとの条件で一緒に暮らし始めた二人だったが、松岡が圭介に麻雀を教えることによって次第に二人の間に友情が芽生え始める。 圭介は驚異的な記憶力を武器に、牌の傷を覚えるガン牌によって街場の雀荘で勝ち始める。しかしガン牌は“三流のする技”と相手にしない松岡と衝突し、飛び出してしまった。 一方、桜井章一(清水健太郎)の元に、高山の親分(桜井章一)が訪ねてきていた。桜井と因縁のある百武組(松山鷹志)が、勝負を仕掛けてきたのだ。高山組の代走として勝負の場に赴いた桜井と松岡の前に現れたのは、飛び出したまま行方の知れなかった圭介だった。一流の勝負をしたいと望む圭介との、熱い闘いが始まった!
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