(c) 桜井章一・柳史一郎・神田たけ志/
竹書房
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●INTRODUCTION
「流れをつくる…それがプロなんだ!」勝ち続けることの怖さと哀しみ…そのための代償…呪われた強運を断ち切るため、雀鬼が立ち上がった! 死神と呼ばれる男・岩上役に片桐竜次を迎え、男の悲哀と非情な勝負の世界を描いた清水健太郎主演の人気シリーズ第18弾!
1970年代、桜井章一(清水健太郎)は柳沢会の代打ちとして勝負の場に立っていた。しかし、勝敗が決しようとした時、突然の地震に見舞われ、他の代打ち二人が瓦礫の下敷きとなりケガをした。 その時、最後の代打ちの一人、岩上(片桐竜次)が「またか…」というセリフを残して立ち去る。結局勝負は、後日仕切り直しとなった。しかし、再勝負の場でまたしても代打ちの一人が心臓発作で死んでしまう。 腑に落ちない気持を抱えたまま雀荘ジェントルメンに戻った桜井は、マスター(高橋一興)から岩上が突発的な事故により負け知らずであることを聞く。そして、遊びに来ていた牧野(長門裕之)から、岩上が不幸な事故を呼び込む“死神”と呼ばれていることを聞かされた。 一方、岩上の方も二度の勝負で無傷の桜井を気にしていた。不幸な事故によって勝ち続ける自分の運を恐れていたのだ! 勝ち続けることの怖さを知る二人の男の命を掛けた悲壮な闘いが遂に始まった!
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