(c) 桜井章一・柳史一郎・神田たけ志/
竹書房
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●INTRODUCTION
裏プロの世界に君臨し、億単位の利権が賭けられた代打ち勝負で、20年間無敗のカリスマ「伝説の雀鬼」。青年時代の桜井章一に相澤一成が扮し、1960年代の学生麻雀の実態と裏プロの非情な報復が描かれる!
1970年代――。雀荘「ジェントルメン」では桜井章一(清水健太郎)が昔の学生麻雀仲間・毛尾(水島涼太)と再会していた。青田(原田大二郎)が、古い親友の死の真相を知るために二人を集めたのだった。「章一、裏切り者はおまえだ!」桜井を疑う青田。桜井は「負ければ二度と麻雀をしない」と誓い、ジェントルメンのマスター・村本(高橋和興)と卓につく。
20年前…若き日の桜井章一(相澤一成)は、大学生の青田(藤原英志)に声をかけられ、強い学生雀士が集まるというアパートを訪れた。そこで板倉(渡辺航)や毛尾(永堀剛敏)らに会い、お互いを認めあえる雀友に出会う。
しかし青田の持ってきた儲け話から、裏プロ・権藤(下元史朗)との争いに巻き込まれていった。板倉の死で麻雀勝負は決着したが、若者たちの心はバラバラとなる…。真実と過去にケリをつけるため、男たちはプライドを賭けた熱い麻雀勝負に挑んでいく…。
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